研修会:浜松注染工房見学4

この工房では、注染のほかにもローラ捺染も行なわれていました。写真の銀色のローラーに模様が彫ってあります。その模様の溝に下の茶色い染料を写し、次に浴衣の生地に写していきます。写真では生地に柄が付いているのに、無地のように見えますが、これは、次の工程で蒸すことによって染料が化学変化して色が浮かび上がるということでした。この方法は連続して染める事ができますが、先ほどの注染のように生地の裏までは染み込みません、また、ロール1周分の長さしか柄ないので大きな柄を染めることはできません。小さな柄の連続模様です。また、染料と柄ロールを増やす事で多色に染めることができます。とても年季のはいった古い機械です。工房は染め待ちの白生地や、紺や赤、緑、芥子色、などに染められた生地が山の様に積み重なり、職人さんは忙しく作業されておりました。有名なファッションブランドからの依頼品や、相撲の後援者からの注文でできた、手拭の試作品など見受けられ、浴衣や手拭の製造現場を楽しく見学させていただきました。最後に、地元の問屋のショールームに行って今年の新作を見て回りました。